田舎坊主の読み聞かせ法話 Podcast Por 田舎坊主 森田良恒 arte de portada

田舎坊主の読み聞かせ法話

田舎坊主の読み聞かせ法話

De: 田舎坊主 森田良恒
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田舎坊主の読み聞かせ法話 田舎坊主が今まで出版した本の読み聞かせです 和歌山県紀の川市に住む、とある田舎坊主がお届けする独り言ー もしこれがあなたの心に届けば、そこではじめて「法話」となるのかもしれません。 人には何が大事か、そして生きることの幸せを考えてみませんか。田舎坊主 森田良恒 Espiritualidad
Episodios
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<命をいただく②>
    May 22 2025
    2015年9月25日ここ2、3日妻は不安定。三味線生徒O君が持ってきてくれた柿をむいて持っていって、お昼を一緒に食べる。デイルームで食事をしていると、家と間違えて「ご飯、しかけとこか」と話す。2015年9月27日朝から堤防リハビリ散歩。骨抜きサーモンのフライを妻に持っていく。2015年9月28日調子が良さそうなので、妻に車いすを押させて病棟内散歩リハビリ。わしの腰のことを心配してくれてるようだ。妻、今日は元気だ。2015年10月1日きょうの妻はなかなかおかずを食べてくれない。2015年10月2日お昼を一緒に食べてから、帰ってくる。2015年10月3日午後JR和歌山駅前で難病患者のための国会請願署名活動。もう20年以上続いている。最近は孫たちもみんなが手伝ってくれる。2015年10月4日午後、W病院の外の庭を車椅子で散歩。2015年10月5日妻にカップラーメンを作ってお昼に食べる。2015年10月6日妻の表情が安定している。2015年10月10日薬が切れると唾が粘るので、泣き出す。2015年10月12日柿の葉寿司を持っていく。朝ベッドをフラットにされていたので粘りの強い唾を出せなくて泣いていた。看護師にベッドを起こしてもらうようにお願いする。2015年10月13日巻き寿司を持っていく。今朝はベッドを起こしてもらっていた。2015年10月14日妻のインフルエンザの予防注射を病院にお願いする。2015年10月15日リハビリはよく歩いたので、お昼前に薬が切れる。2015年10月19日檀家Kさんのお葬式で末の孫のお守りのため、久しぶりに妻の病院を休む。2015年10月20日わしはN病院内科外来。だいぶよくなってるので次回から通院をホームドクターに戻してくれるという。再発の心配はほぼないとも言ってもらう。ほんとうにありがたい。というのもネットで「化膿性脊椎炎が治った」という検索結果がなかったことを思い出したからだ。2015年10月21日妻は不安定だった。2015年10月22日きょうも妻は体調不良でリハビリ行けず。2015年10月23日病院の下庭の散歩に車椅子で連れて行く。2015年10月に14日朝から唐揚げを作って妻に持っていく。2015年10月26日薬が効いているちょうどいい時間に妻、髪をカットしてもらう。お昼カツサンドをぺろっと二つ。食べてくれるのはうれしい。2015年10月30日次女の祥月命日でお墓参り。妻の退院についてケアマネMさんに来てもらう。2015年11月1日お義姉さんが地域のハイキングのため、いつもは昼前に行くのだが、今朝は八:三〇から病院に行く。2015年11月2日お義姉さんが弁当を作っているときに目まいがしたので、長兄だけハイキングに行ったそうだ。メニエール病だとか。ずいぶん疲れさせてるみたいで、申し訳ない。昨晩から冷たい雨。妻は落ち着いてた。2015年11月4日今日は病院の廊下をよく歩けた。2015年11月7日海南市の公民館での講演に行く。2015年11月9日コロッケを作って持っていく。美味しいと食べてくれる。2015月11月10日午後、ケアマネMさんと当初お世話になった施設のKさんが来て説明を受ける。妻が肺炎で救急入院するまでの4日間で99,000円は高いと思っていた。なにがしか返金するといって帰る。わしの入院が急だったこともあり、かなり契約がいい加減だったようだ。2015年11月12日ケアマネMさんとヘルパーKさんSさんが病院へ来てくれ、退院後の妻について先生から一緒に話しを聞いてもらう。2015年11月15日うっとうしい雨模様。お昼妻にラーメンを作る。パーキンソン病の友人Eさんが脳梗塞で入院とのこと。かなり重症らしい。みんな大変だ。2015年11月16日朝から堤防を歩く。妻退院後のため、ポータブルトイレの洗浄用に電気屋さんにたのんでトイレに長い蛇口を取り付けてもらう。2015年11月17日朝堤防歩いてから病院へ行く。雨模様。2015年11月18日今朝も堤防歩いてから病院へ行く。2015年11月19日堤防歩いてからW病院へ。コンビニでコロッケを買って持っていく。妻はそのコロッケを、お世話になってるお義姉さんに「これあげて」という。2015年11月20日堤防を歩いてから病院へ行く。2015年11月21日朝から堤防リハビリ散歩をしてから、妻の病院へ行く。夜、友人A君に近くの料理屋でお呼ばれする。A君には本当にいろいろ心配...
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  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<命をいただく>
    May 15 2025
    ■命をいただく私が2月26日に入院後、まもなくして肺炎で入院した妻はその後PEG(胃ろう)をつけているが、先週くらいから軽く食事が摂れるようになった。約5ヶ月の間、食べたかろうにと、それは分かっていても誤嚥すれば元の木阿弥。かわいそうにと思いながらもこちらも我慢です。「塩にぎりが食べたい」、「焼きそばが食べたい」、「コロッケが食べたい」「オムライスが食べたい」・・・。眠っているときも食べている夢を見ているのか、口をモグモグさせている。先々週、コミュニケーションも少しとれるようになり、調子が良さそうなときにフルーツを少し食べさせると上手に食べたので、看護師に話すとそのことを経口食リハビリの先生に話してくれたのか、「先生と一緒に売店に行ってサンドイッチを買ってきて食べた」というのです。それから病院に行くたび、塩おにぎり、卵焼き、焼きそば、コロッケなどを作って持っていくと少量ながら喜んで食べてくれた。「久しぶりに食べられてうれしいことやなあ、おいしいか?」「おいしい!」今日、病院へ行くとリハビリ先生の見守りでお昼ご飯が終わったところやったのに、ケチャップ満載のオムライスを持っていくと、すぐ食べて笑顔で「おいしかった」と。うれしい会話ができた。口から食べることがどれだけ大切なことか。 ※「食べる」は「喰べる」とも書きました。「喰」は、人がひざまずいて食べ物をささげている(いただく)ようすの形象文字からできています。「喰」の「口」が「食」の「ヒトヤネ」の下に入って「命」という漢字に変化したのだそうです。だから「(命を)いただきます」というのでしょう。ありがたいことです。2015年7月28日妻部屋を移る。二階東病棟二六六号室へ。2015年7月30日お好み焼きを作っていく。おいしいと食べてくれる。「大便がしたくなった」と言いので、堅いのをもんで出してやる。2015年8月1日特別暑い、高温注意報発令。2015年8月3日猛暑日。おいなり寿司と巻き寿司を持っていく。おいしく食べてくれる。表情も良く、目元もしっかりしている。妄想も少ない様子でありがたい。わしが行く日に座薬を入れてもらって大便あり。2015年8月7日わしはN病院整形外来。先生はレントゲン写真を見ながら「骨化が進んでいる」と、おしえてくれる。2015年8月9日今日はお盆の施餓鬼会。みんながお手伝いしてくれる。しばらくうちのお寺で一番忙しい日が続く。友人A君が奥さんと一緒にはじめて参ってくれる。2015年8月10日赤沼田地区と他所の棚経、55軒2015年8月11日横谷地区の棚経、60軒2015年8月12日麻生津中地区と他所の棚経、70軒2015年8月13日西脇地区と新仏の棚経、80軒テレビの「ぶっちゃけ寺」をみて、「飲み物や食べ物を出されるよりはペットボトルのお茶の方がありがたい」と坊さんがいうてた放送があったので、「たくさんペットボトルを出してくれた」と、副住職がいっぱい提げて帰ってきた。2015年8月14日北涌地区の棚経、95軒2015年8月15日朝8時、松原墓地へお焚き上げに行く。副住職は大阪の棚経へ。妻は揚げせんべいと、売店へ行って買ったミニラーメンを食べきる。2015年8月17日入院後、簡保やJA共済の高額医療などで還付された金額は1,052,500円。大助かり。2,015年8月18日散髪。妻に唐揚げを持っていく。お昼がカレーだったので、二個ぐらいであまり食べず。2015年8月19日雨でうっとうしい。2015年8月20日妻におかきを持っていく。すぐおいしそうに食べる。わしがいる間は安定していて落ち着いていた。笑顔もあってありがたい。リハビリに行くのについていって入院費を払ってから帰ってくる。2015年8月21日患者会Mさんの奥さんがまた転倒して、あばら骨にヒビが入ったそうで痛がっていた。2015年8月23日妻からはじめて「すぐ来て」と電話来る。急用ではなく寂しいのだろう。スルメを買っていくと一袋喜んですぐ食べる。2015年8月24日妻にスルメとドーナツを買っていく。2015年8月26日九州台風の通過でうっとうしい天気やけど、久しぶりに夕方リハビリを兼ねて近くの紀ノ川堤防を歩く。2015年8月27日妻にエビおかきを持っていく。「『今は一二月』...
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  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<退院そして妻の病院へ>
    May 8 2025

    ■退院、そして妻の病院へ

    ※妻の入院中、病院ではすべて長兄の奥さん(義姉)が付き添ってくれた。本当に助けていただいた。

    2015年6月11日

    妻がW病院に転院する。ヘルパーKさんに手伝ってもらって、副住職と娘にいってもらう。

    娘たちが帰るまで、妻は泣いていたそうだ。かわいそうだけどしばらく我慢してくれよ・・・。

    2015年6月12日

    N病院整形外来通院。CRP炎症異常なし。レントゲンを見る。骨ができるまで数ヶ月かかるそうだ。抗生剤は6ヶ月は必要。やっとこれから骨が少しずつできていくのか・・・

    2015年6月14日

    昨日から座りっぱなしで少し足にむくみが出てきた。筋肉もなくなっているので、少し階段を上ったりしないと・・・。

    2015年6月15日

    退院後はじめてW病院へ行く。やっぱりわしが死んだと思ってた様子。薬は効いていて歩いてお風呂に行く。ただ嚥下リハビリでプリンを食べないと言って、リハビリの先生を困らせている。帰りには機嫌良くしてくれた。

    2015年6月18日

    妻の幻覚が続いていて、スニーカーの支払いが済んでいないと何度も話す。

    2015年6月19日

    N病院外来。整形通院。CRPは〇・〇五で異常なかった。次回は二週間後の外来。

    2015年6月25日

    妻はよく眠っていて、目が覚めてから帰ってきた。ニュープロパッチ(パーキンソン病の貼り薬)がかゆくて剥がすので、飲み薬のカバサールに変更してもらう。

    2015年6月27日

    新刊「田舎坊主の七転八倒」ができあがり届く。

    2015年6月29日

    妻の伸びた髪と、ついでに爪を切る。幻覚が強いのが心配。かわいそうにベッドの手すりに首をはさんで首の後ろにキズができていた。褥瘡もあるようで貼り薬をしてもらっている。

    2015年7月2日

    妻の入院費支払い。しりとりをして遊ぶと落ち着いている。

    2015年7月3日

    N病院整形外来。CRP〇・〇七で異常なし。内科担当主治医だったN先生に新刊本を贈呈する。

    2015年7月6日

    妻に果物入りゼリーを少し食べさせた。看護師から注意を受けたが、食べやすくのどの通りのよい気に入ったものなら、食べられるのになあ・・・

    2015年7月9日

    W病院へ。妻ちょっと不安定。

    2015年7月11日

    昨夜久しぶりに大腸憩室炎の痛みが出て、眠られず。

    2015年7月13日

    妻、割合気分がいいよう。

    2015年7月16日

    妻がリハビリの先生と一緒に売店へ行ってサンドイッチを買って食べさせてもらったそうだ。よかった!久しぶりにうれしいこと・・・・。

    2015年7月17日

    N病院外来通院。CRP〇・〇二。異常なく、レントゲンも大きな変化なく、少し骨ができているそうだ。

    2015年7月21日

    N病院内科外来。贈呈した新刊本をN先生が奥さんに読んでもらったら、「はじめてN病院での医師としての仕事の内容を知ったみたいだ」と苦笑しながら話してくれる。

    ※N病院のN先生はまさに「医は仁術」という言葉が当てはまる医師で、このことについて「田舎坊主の七転八倒」で触れていた。

    2015年7月23日

    焼きそばとコロッケを作って持っていく。妻は手をたたいて喜んで食べる。でも少ししか食べられないのか「胃が小さくなった」と言う。リハビリの先生にも呑み込みを見てもらったが、うまく嚥下できているということで、軟らかい食事から出してくれるそうだ。ありがたい。

    2015年7月27日

    オムライスを作っていく。リハビリの先生にお昼ご飯を食べさせてもらっていたけど、半分ほど喜んで食べる。明日から三食ハーフで食事を出してくれる。

    合掌

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