Episodios

  • ポーランド人が日本の勝利を願っていた理由は
    Jul 7 2025

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、元駐日ポーランド大使のヤドヴィーガ・ロドヴィッチさん。ポーランド生まれのロドヴィッチさんは、東京大学留学を経て外交官となり、2008年から2012年まで駐日ポーランド大使を務められた女性です。一方で、日本文化、特に能の研究者としての顔もお持ちです。今回は、国際会議への出席のため愛媛に来県されたタイミングでご出演いただきました。テーマは「ポーランドと日本・松山をつなぐ物語」。キーワードは「日本の勝利を願っていたポーランド人」「高浜虚子と能楽」「ポーランド兵にカーネーション」の3つです。

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    51 m
  • 霊峰石鎚の山頂に〇〇あり!
    Jun 22 2025

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、石鎚神社頂上山荘職員の上杉乙姫(おひめ)さん。山好きが高じて、西日本最高峰1982mの石鎚山頂上にある山荘の職員となった上杉さんに、「小屋開けは歩荷とともに」「山頂グルメ」「石鎚山が織りなす不思議な世界と仲間たち」をキーワードに、その魅力について伺いました。これだけの標高の山頂に山荘があること自体が数少ないそうですが、神社が運営しているとなるとさらに珍しいのだとか。1シーズンで1000杯以上売り上げたという人気グルメなど、今年のお山開きを前に、石鎚神社頂上山荘ならではの取り組みやエピソードいっぱいです。

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    44 m
  • ジビエ料理グランプリに輝いたお肉は愛媛産だった!
    Jun 15 2025

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、北宇和郡松野町にあるNPO法人「森の息吹」施設長の森下孔明さん。近年注目されている「ジビエ」をテーマにお話を伺いました。「森の息吹」は12年前に開設されたジビエ加工施設。もともと町内の鳥獣被害対策として、捕獲された獣肉を町の特産品として有効活用する目的で設立されました。最近では農林水産省から表彰を受けたり、日本最大の料理コンテストで「森の息吹」の鹿肉を使った料理がグランプリを受賞するなど、着実に評価を高めています。今回は「上流階級の貴族だけが味わえる」「ジビエの栄養価」「メイドインジャパンのジビエ」の3つをキーワードに、「まつのジビエ」の世界を紐解きます。

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    48 m
  • はたして漱石は松山が嫌いだったのか!?
    Jun 1 2025

    今週は「坂の上の雲ミュージアム」から生放送!「松山坊っちゃん会」会長で愛媛大学名誉教授の佐藤栄作さんをゲストに、「夏目漱石と松山」をテーマに非常に興味深いお話を伺いました。「松山坊っちゃん会」は夏目漱石を顕彰し研究する市民グループで、昭和37年発足。60年以上の歴史を誇り、現在も年4回の例会をはじめ、会報刊行、専門家の講演や月一回の読書会など精力的な活動が続けられています。漱石と松山の結びつきには、漱石の親友であった正岡子規との友情が深く関わっています。じつは小説「坊っちゃん」には、明確に「松山」とは記されていません。松山と思しき地方の中学校を舞台に物語が繰り広げられますが、はたして漱石は松山にどんな思いを抱いていたのでしょうか。小説の文章と実際の漱石とを対比してみると、意外な発見が。これを聞いてもう一度「坊っちゃん」を読み直すと、今までとは違う楽しみ方ができるはず!

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    49 m
  • 学校での安心安全確保から「くすり教育」まで~学校薬剤師という仕事
    May 25 2025

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛県学校薬剤師会会長の堀尾郁夫さん。薬剤師といえば病院や薬局でお世話になるイメージがありますが、近年「学校薬剤師」という存在が注目されるようになってきました。最近ではオーバードーズ=薬物の過剰摂取や薬物乱用が若者に広がっていることが背景にあります。今回は「風邪薬と間違えて…」「薬物乱用防止」「ドーピング防止」をキーワードに、お話を伺いました。

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    43 m
  • 四国ならでは!「お遍路保育」とは
    May 18 2025

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、社会福祉法人山路白鳩福祉会白鳩保育園総括園長の小笠原美智恵さん。4年前から取り組んでいる「お遍路保育」について、お話を伺いました。四国が誇るお遍路文化に触れることで、園児たちの可能性を引き出そうと始めて以来、小笠原さん自身が思っていた以上の変化が起こっているそうです。近日中に「お遍路保育」についての本も出版予定だとか。今回のキーワードは「お遍路を知ろう」「歩き遍路を体験しよう」「お接待をしよう」という3つです。

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    39 m
  • 四国ならでは!「お遍路保育」とは?
    May 11 2025

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、若山牧水しまなみ顕彰会事務局長の馬越健児さん。今年生誕140周年を迎える歌人・若山牧水。教科書にも名前が登場する歌人ですが、じつは愛媛にゆかりがあることは、ご存じでない方が多いのではないでしょうか。大正時代、自身の将来への悩みを抱えながら立ち寄ったのが、今治そして岩城島だったのです。牧水を顕彰するシンポジウムも今月、今治で開催されることになっています。そんな牧水の歩みを、「北原白秋と石川啄木」「失意のなか今治、岩城島へ」「歌集の行方」というキーワードで語っていただきました。

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  • 八幡浜生まれの”新興俳句の旗手”富沢赤黄男
    May 4 2025

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、俳人で月刊俳句新聞「子規新報」編集長の小西昭夫さん。八幡浜市出身で「新興俳句の旗手」と称された富沢赤黄男(とみざわかきお)についてお話を伺いました。八幡浜市保内町に生まれた赤黄男は“保内町三英傑の一人”とされ、生誕地には石碑が建てられ、町内の公園に「赤沢赤黄男句碑広場」が設けられるなど、地域の人々に親しまれています。昭和初期に起こった俳句革新運動を牽引した彼の足跡を、「エリート育ち」「俳句は詩である」「赤黄男俳句を読み解く」の3つで紐解きます。

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    51 m